公開: 2019年8月12日
更新: 2019年8月xx日
投石器とは、重い石を人が投げるよりもはるかに遠くへ飛ばす兵器です。古代のギリシャやローマでも、戦争のとき使われていました。その原理は、テコの原理を使って、支点に近い方の棒をバネの力で動かし、支点の反対側の棒の先端にくくりつけられた大きな石を遠くへ飛ばします。この原理を利用したやり投げ器は、ネアンデルタール人もいた頃、人類の祖先が獲物である動物を殺すために使っていました。それは、腕を使って手に持った棒を回し、その棒の反対側につけたカギにやりをひっかけて、腕で投げるよりも遠くへやりを飛ばす道具でした。それを巨大にしたのが古代の投石器です。その後、人間は鋼(ハガネ)の板をバネに利用して、大きな石を投げられる投石器も作りました。